霧の向こう側
何年も前。
スタッフと伊豆にサーフィンに行こうと計画し、現地到着を5時と考えて横浜を車で夜中に出発して箱根スカイラインを通っていたら1m先も見えない霧の中を車で走る状況に出くわした。走った事のある方は知っていると思いますがかなりのジグザグ道。
一つ間違えば事故の可能性は充分ある
それまでワイワイしていた私達から笑顔は消え時速10kmくらいで慎重に運転して走ること20分。
私達にとってはこの20分は1時間くらいの長さに感じたと思います。
暫くして
霧は晴れて道は開かれ
そして翌朝。
私達は楽しくサーフィンを満喫しました。
あの時、引き返そうと言ったスタッフは1人もいなかった事
みんなが明日の波に乗る自分をイメージしていた事
そして
楽しい時間をみんなで共有したいと思っていた事
そんな事があったからこそ
その後、さらにみんなの意思疎通が高まった事。
私達は美容師としてどこに向かって進み
なんのために毎日、出勤するのか。
そんな心の霧が晴れた時に
自分の行き先が明確にわかるかもしれません。
私は今日また
一つ自分の中の霧が晴れた気がした。
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