プラスチックは悪なのか?
今年に入ってから急速に問題視され始めている「プラスチックゴミ」
私たちの生活の中でかなり多くをこのプラスチックに頼った生活を皆さんもしているのではないでしょうか?
皆さんが使っているものには以下のマークが入っているものが多いと思います。
しかしこのプラスチックゴミ問題も全てのプラが悪とは言っていません。
プラは消耗品ではありますがその耐久性が高く使い方によっては非常に長持ちするもの。
例えば、自動車部品で使用されるプラなどはやはりダントツに日本製が耐久性に優れ他国の車の消耗部品と比べれば明らかに長持ちします。
そういう意味では日本製の車は他国に比べて持続可能(サスティナブル)な車作りで誇らしい限りです。
ではどんなプラが問題なのか?
それは「使い捨てプラ」です
ファーストフード店のフォークやお皿
ドリンクの容器
自動販売機で買うペットボトルドリンク
(本来はリサイクルしてほしいのですが、写真のようになると使い捨てになります)
調味料やスナック菓子
コンビニのレジ袋、魚や肉を小分け包装しているプラ皿などなど。。。。。
そして
私たちが普段販売しているシャンプーやトリートメントのボトルも、
もちろんこの使い捨てプラです。
ちなみにオリエンステラではこのプラを通常の原料にサトウキビを混合した
「バイオマスプラスチック」を使用していますが、このバイオプラは
再生ペットボトルとはまた少し違ってゴミとして燃焼した時に二酸化炭素の排出量を抑えることで環境に配慮したプラです。
これも所詮、ゴミとして出すことに違いはありませんが
世の中のほとんどのプラよりも環境負荷をおさえているのは間違いではないです。
ではこれよりも更に環境への配慮(エシカル)なプラとなると一体どんなものがあるでしょうか?
それは「循環型リサイクル再生ペット」ですかね。。。。
いわゆる最近急浮上してきた「サーキュラーエコノミー」的な考え方ですが。
以下)
サーキュラーエコノミーとは
資源や製品を経済活動の様々な段階(生産・消費・廃棄など)で循環させることで、資源やエネルギーの消費や廃棄物発生を無くしながら、かつその循環の中で付加価値を生み出すことによって、 経済成長と環境負荷低減を両立するための産業システムであり経済政策です。
これは、持続可能な社会を実現することが可能な、新たな経済の概念であり、その経済価値は2030年で500兆円、2050年には2700兆円とも予測されます。
国際的にはISO規格が検討され、インド、インドネシア、中国などアジア圏でもその潮流は広がっています。
でも現状のペットボトル回収率は75%以上と言われてますが、その回収されたペットボトルが再生されてまたペットボトルになる確率はわずか10%ほどでそれ以外の回収されたペットボトルはつい最近までは中国が買ってくれるいい商売だったんですが2018年1月から中国がペットボトルの輸入を禁止したことでほとんどが国内で焼却しなくては行けなくなっているのが現状です。
最近ではこの中国に流されるようにフィリピンでもカナダにゴミを送り返すなどありましたし。
このまま今までのようにはいかないのはまだ皆さんもあまりピンときていないかもしれませんが、すでにゴミ回収業者は手一杯。
焼却炉はフル回転でも間に合わず
最終的にはゴミの回収代金が値上げしてそれが私たち消費者が商品代金にうわ増しして買うという結論です。
ますますペットの今後が気になります。
でも、こうなるとオリエンステラのバイオペットボトルは皮肉なことに「燃やす」という行為の中では環境に対してもっとも配慮されているのかもしれませんね。笑
まだまだ循環型のペットが市場にお目見えするのは当分先かもしれませんから皆さんも
ゴミを少なくする努力をそろそろ始めておいた方がいいかもしれませんよ。
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