人を魅了する。
美しいものは多くの人の心を魅了します。
しかし、その美しさは永遠ではなく、その一瞬一瞬の輝きを放つものだからこそ魅力的なものでもあります。
私達美容師はお客様のその一瞬を的確に捉えその人の持つ「美力」を最大限に引き出す仕事であり、これを引き出し活かせた時に美力ははじめて「魅力」となります。
昨今、パーマは苦手だとかカラーがイマイチわからないとかカットには自信があるとか。全く持ってナンセンスです。
カットやカラーパーマなどはある一つの表現手段にすぎずデザインセンスと言われるものはこれらの遥か先にありヘアーデザインとは「カットが出来る=美容師」などと言う次元のものでは到底成し得ないものです。
カットを極めてそれだけでデザインを表現する難しさ
カラーだけで表現する
パーマだけで表現する
どれもかなり極みの技でしょう。
これら全てを上手く使いこなしデザインを表現できたらそこには感動が生まれます。
ヤカン職人がカナヅチ一つで一枚の鉄板からヤカンを作るようなゴッドハンドなら別だがそんな美容師は世界に数えるほどしかいないのでないでしょうか。
私達美容師はいかに道具を活用し
その人が持つ可能性を内面から引き出すかが重要であり、その為には道具のことをより深く理解し
道具を120%使いこなすことも重要でここから先が自分の中にあるセンスの組み立てではないでしょうか?
美容師の撮影、作品創りは自分の中にあるビジョンをカタチとして表現し、これが頭の中のビジョン通りなのかを確認する最高の自己確認と自己表現であると私は思っています。
Merry Xmas^_^
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