オリンピックから学ぶこと。
昨日の
霊長類最強女子と言われた吉田沙保里さんの言葉に胸が熱くなったのは私だけでしょうか。
レスリングだけでなく
オリンピックというあの場所に行く事だけでも大変な努力が必要でしょう。
しかも4年間という長いウォーミングアップを経てのぞんだあの瞬間は
勝ち負けだけでは語れない多くのモノがあると思います。
個人だけでなく
共に戦うというプレッシャー
誰もがもうダメかもしれないと思った時にそのプレッシャーをはねのける高い精神力
全てをそのメダル獲得のために犠牲にして
とてつもない時間をかけて体力、精神を鍛える継続力
そして多くの人々の期待を背負う重圧。
試合後の吉田沙保里さんの最初の言葉は「ごめんなさい」だ。
あれだけ勝ち続けた人が謝る。
そのインタビューからわかるのは多くの期待に応えられなかったというどうにもやりきれない気持ちが吉田選手の人間力の凄さを表している気がしました。
誰もが歓喜するオリンピックでしたが
私達の美容の仕事でも同じような事が言えます。
美容師は観客ではありません。
あくまでもお客様が観客であり
私達は選手なのです。
日々、技術を鍛錬しデザイン力を向上し
精神を整えどんなお客様の要望にも応えられる力を鍛え
限られた時間で最大限の結果を出せるようになるように
常に努力を怠りません。
その結果
最高の技術を提供することで
お客様から歓喜の喝采をもらえます。
練習もしない
メダルも目指さない
大会にも出たくない
こんな選手をはたして
観客が応援するでしょうか?
サークルみたいに楽しくゆるい仕事感覚の美容師がホントに多い中で
本気の美容師さんはどのくらいいるんでしょうか。
常に自分を磨き
いつもお客様のために
最高の技術を提供する美容師が多くなる事を
切に願っています。
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