一流、二流、三流
お久しぶりです。
突然ですが、一流にはいろんな意味がありますね。
私たち美容師として一流とは?
カットが一流?
パーマの一流?
ヘアセットが一流…
では、二流、三流は?
でもこの小さなカテゴリーでは本来の一流を評価できないのではないでしょうか?
昨今、これだけ多くの美容師、美容室があり
それぞれの技術での一流をいうなら
ごく少数の方々が一流でその他大勢の美容師は二流以下という事でしょうか?
または多くの美容師は一流に近いのでしょうか?
この物差しは非常に微妙です。
先日、業務委託サロンで働く後輩と話しました。
単価5000円で月に180人のお客様を担当して
個人売上90万で手取りが36万。
ちなみに朝10時から夜10時までサロンで働き、月の休みは2日。
この店は月間1000万の売上
オーナーのスタッフへの戻しがざっくり500万だとして
オーナーには粗利で500万が手元に残ります。
材料は原価重視でかなりお安い商材
単純に考えてもオーナーはぼろ儲けしてます。
これ。オーナーは経営者としては一流でしょうか?
私なりの考えでは
三流の中の一流です。
失礼な言い方に聞こえるかもしれないですが
美容業界にいかに貢献しているかという話になると残念な話が多いからです。
まずは、美容師としての社会人的意識の欠落
スタッフはビーサンで仕事し、
帰りたければ帰り、サロンの掃除は担当制で店は散らかった状態。
使う材料は中途半端で薬事上に違反もチラホラ。
何よりも大切なアシスタントを雇用しないという業界の未来を背負う人材の育成を放棄している事。
これらから総合的な一流とは言えない経営者がお金という唯一の部分でしか成功という意味をなしていない。
三流には三流の生き方があります。
一流には一流と言われる意味かあります。
勘違いしてほしくないのであえて言います。
お金を稼ぐ=一流とは限りません。
一流とは時に儲からず
人の為に貢献し
次世代に名を残すことの出来る人の事をいうのではないでしょうか。
当日若かった私も三流でした。
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