世界とズレた日本人

ラグビー日本代表の熱い試合も終わり
また日本人の独特な瞬間的熱意を感じた事だと思います。笑

今回の台風による被害に遭われた方々にまずはお悔みとお見舞いを申し上げます。

つい先日、気候変動サミットでスピーチしたグレタちゃんの話をアップしましたが、
まさに100年に一度の災害はいまや毎年やって来るほどになりました。
これを温暖化と関係ないと言う一部の有識者を信じるか
それとも16歳の女の子が言った意味を理解して行動するのか
まさにSDGsはその二つの道を示した道標だと感じました。
地球上の誰一人として残さない
leave no one behind
この言葉の意味すら私たち日本人はまだ実感が全く無いのです。

ちなみに正常性バイアスという言葉があります。

「正常性バイアス」とは、水害、地震、津波、火災などの危険が目の前に迫っていても、日常生活の延長線上の出来事だと判断し、「自分は大丈夫」「まだ安全」などと思い込んでしまう人間の心理的な傾向を指します。

まさか氾濫しないと思っていた多摩川
これだけ酷くなるなんてと誰もが思っていたに違いありません。
今回の台風も世界的に注目されていた台風で
政府は首都圏では初となる非常事態宣言を出しました。
それでも多くの方が亡くなった今回の台風

皆さんはここから何を感じましたか?


多くの野生動物は大きな災害時には野生の本能からその予兆に気づき行動するといいます。
私たち人間も本来はこのような本能を持っていたと思われますが
近代文明の発達の結果、「安心と安全」を当たり前だと思い込み今に至っているように思います。

昨日、講習でアフリカのチャド湖の話をしました。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/チャド湖
大きな水瓶だったチャド湖はその周辺の農業を営む人々やこの湖で獲れる魚を漁業とし生業としてきましたが、今では湖は、このほとんどが干上がり、そこで生業としていた人の職を奪い、更には都市に移住した多くの人々が仕事にありつけず街はスラム化しお金のためにISSに身を委ねそして戦争に加担する人々を生み出しました。

この写真はサンフランシスコベイエリアのアシカ達です。
先日サンフランシスコ湾で撮影しました。
自然と共存し
共に自分達が住む地球を守ること。

今や絶滅危惧種と言われる生物は急速な勢いでいなくなる事態となっています。
その原因の殆どは人間による環境破壊です。
生物多様性を唱えるミュージシャンのMISIAは
その歌に思いを込め
ジブリ映画では人間の過ちとそれを振り返り立て直す可能性を伝え
世界では子供たちが地球温暖化を止めようと未来に向けて声をあげています。

私はすでに52歳
あと2〜30年後にはもちろんいなくなるので
その頃はまだ地球も気候変動はありつつも
そこまで酷い事にはなっていないかもしれません。

しかし、皆んなが自分とは関係ないという意識でこのまま進めばもっと早い時期に
色んなカタチでその影響を受けることも覚悟が必要です。

2025年には世界のほぼ半分の国が何らかの水のストレスに苛まれると言います。

これからは自分の当たり前が非常識であるという事に気付き今までの常識にとらわれない覚悟が必要です。

ethical beauty life

人それぞれの生き方がカッコよくあるためには?後悔しない自分自身の人生の生き方の見つけ方を探求する中で気づいた事をブログ記事にします。

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